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名もなき毒 ネタバレ 原作 結末 [名もなき毒]

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小泉幸太郎さん主演のドラマ「名もなき毒」。

原作は宮部みゆきさんの小説「名もなき毒」。


原作があるドラマではよくある話ですが、

原作の結末は??

原作のネタバレは??

と検索をかける方が多いです。


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名もなき毒も例外ではないようですので、原作のネタバレと結末を書いていきます。


主人公の杉村三郎の勤務先の、今多コンツェルンの社内広報誌「あおぞら」の編集部。


バイトのシーナちゃんの後任として雇った原田いずみはどんでもない人間でした。


履歴書に書いてあることはほとんど嘘。


そして仕事を覚えず、周りが注意すると言い訳したり、怒ったり泣いたりメチャクチャです。


程なくして原田を解雇することとなりましたが、原田は不当解雇であると激しく抵抗。



杉村は原田いずみを知るため、原田の履歴書に前職として記載されていた会社に、在籍歴があるか等を調べるべく訪問します。


原田の過去をかぎまわる杉村を、原田は逆恨みするようになります。



さて、原田の前勤務先ですが、原田は本当に勤務していました。


しかし、会社ではセクハラ騒ぎを起こしたりと、やはりトラブルメーカー。



そして実はプライベートでもとんでもないことをしでかしていました。



被害者は原田いずみの身内。



原田いずみは兄の結婚式に出席し、スピーチを行います。


しかしその内容は・・・





「兄に性的虐待を受けた」

「しかも妊娠中絶までさせられた」



というとんでもない内容。



根も葉もないことを語る原田いずみに、兄夫婦は死ぬほど動揺します。




そして、兄の奥さんは結婚式から半年後に自殺してしまいます。



しかし、原田の親は至って普通の人物。


原田いずみを虐待したりという過去もありません。


当然兄も普通の人間です。



調査を終えた杉村ですが、突破口は見えません。


そうこうしているうちに事件は起こります。


原田いずみが、原田の娘・桃子を人質に立てこもり事件を起こしたのです。




原田を雇用したころ、巷では飲み物に青酸カリを入れるという無差別連続殺人事件が起こっていました。

杉村は最初は無関係なのですが、原田いずみが過去に同様の騒ぎを起こしたことを知ります。

それを解決したときに活躍したのは「北見」という元刑事でした。

三郎はこの連続毒殺事件にも巻き込まれていきます。



さて、杉村の娘、桃子を人質に取った原田いずみの立てこもり事件です。


外立(はしだて)が、原田の説得に向かいます。



実はこの外立が連続殺人事件の犯人でした。



外立はそのことを原田に告白。

自分のようになるなと原田を説得します。


しかしこの説得は原田の心を打つには至らず・・・結局外立が交渉をお子のあっている隙に、桃子を救出する作戦に急きょ変更。


無事に桃子は救出でき原田いずみも逮捕されます。



原田のメチャクチャっぷりは警察でも続き、「やっと自分の言葉に耳を傾けてくれる理解者が現れた」と取調官を好きになる始末。




さて、毒物の連続無差別殺人の方の犯人は、祖母孝行の大人しい若い男性、外立(はしだて)でした。


しかし、4件の青酸カリによる殺人事件の犯人は外立(はしだて)ではなく、彼がやったのは、一件だけでした。


そして他3件の犯人はそれぞれ別にいたのです。


つまり、連続殺人事件ではなく、同じ手口の殺人事件が4件立て続けに起こったというのが真相だったんですね。


なんだかなあという感じですが、実際の世界でも同じことが起こることは十分あります。


そして、原田のようなモンスターもいつでも生まれてくる可能性はあります。



「名もなき毒」とは、

どんな普通に見える人間でも見えないところに毒を持っている

ということみたいです。


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